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□□□(クチロロ)に学ぶ、「ライブ」へ回帰させるための1つの方法

坂本龍一、タダになった音楽は再び「ライブ」へ回帰する - すごもり - <http://www.su-gomori.com/2010/05/post-492.html>


ライブへの「欲求」を、どうやって現場の集客に結びつけるか。
ライブハウスの使用料をペイするには、必ず考慮しなければならない問題である。
ライブに行けばアーティストと同じ空間を味わえる。
しかし、ustreamの登場により、あたかも行って体感したかのような錯覚を味わってしまうのも事実。
まぁ、便利なものはしょうがない。僕もイベント始まってるのに動画見てたことがありますし。。。


4/1 □□□のワンマンライブに行ってきました。場所は渋谷クアトロ。この日のライブは、来場者全員に撮影パスが渡されるというもの。
携帯での写真撮影OK、ustream配信もOKという、
当日、会場でチケットを買って、自分のustreamのアドレスをメールで送り、早速会場の中をiPhoneから配信。
しばらくすると、さっきまで5userだった表示が700userに。
会場のスクリーンに映されたPCの画面を見ると、他の人が撮影した画面がいくつもある中に、自分が撮影している画面を発見。
iPhoneを動かすと数秒遅れで画面が連動した。
「これはやばい!」
自分の撮影した生配信画面が、いくつもの画面の中の一つとはいえ、同時に700人に見られている。
こんな経験はまずそうそうできないんじゃないかなあと。


これって、ライブに来た人だけに得られる「特権」ですよね。


ustreamでもライブDVDでも得られない特別な権利。
これを来てくれた人に与える方法。
それが、これからアーティストサイドが考えなければ、集客は難しいんじゃないかなぁと。
アーティストとリスナーの関係を強くすることだけが、リスナーを満足させること、とは限らないんじゃないかなぁ。
なんて、帰り道に思ったことを、この記事見て思い出した。